第8回全日本学生柔道体重別団体優勝大会(報告)

 第8回全日本学生柔道体重別団体優勝大会は、11月4日5日の両日、兵庫県の尼崎市記念体育館で開催されました。
本大会は全国予選を勝ち抜いた、49校によるトーナメント戦で優勝が争われました。

 4日の試合は、早稲田大学は1回戦不戦勝、2回戦は立命館大学と対戦、3対3の内容勝ちでした。立命館大学は早大柔道部OBの春日俊君(S51卒)が監督を務め打倒早稲田を掲げファイトある柔道で挑んで来ました。早大はポイントゲッターが確実に1本勝(3勝)あげ、その他の選手もしぶとく頑張り3敗は全て優勢負けにくい止め、勝利を上げました。

 5日の3回戦はこの春東京大会で当たった日本大学との試合となりました。
   早稲田大学     日本大学
先鋒 佐々木   優勢 ㊁辻 (100KG超級)
次鋒 冨田   ○体落とし 種市(-66KG級)
五将 上林   ㊁優勢   百合山(-73KG級)
中堅 増尾    優勢  ㊁山本 (-80KG級)
七将 宇野    優勢  ㊁蔦村 (-90KG級)
副将 名雪    内股  ○小林 (-100KG級)
大将 井浦    背負投 ○池野 (-60KG級)
 先鋒佐々木選手が残り5秒で効果を取られ、予想外のスタートとなったが、次鋒冨田選手が目の覚めるような体落としで一本勝ち、五将の上林選手が肩車で有効を取り、2対1と逆転し波に乗るかと思ったが、中堅の増尾選手が残り3秒で効果で負け、続く宇野選手も効果で敗れ逆転され、副将の名雪選手(主将)は勝負に行ったが残念ながら、日大小林選手の内股に投げられ勝負が決まりました。成績はベスト16位でした。

春の東京学生選手権も日大に3対2と惜敗し、今回も前半早大のペースで進めた試合でしたが逆転されました。日大との差は、柔道の内容には劣っておらず、
日ごろの練習量の差による試合のスタミナと感じました。

 今後の練習でこれらの課題を解決し、目標であるベスト8にチャレンジしてまいりたいと考えます。先輩各位の一層のご支援を宜しくお願いいたします。

追伸 早慶柔道対抗戦は11月26日(日)10時から高校生、13時から大学生の試合を早稲田大学体育館で開催いたします。是非先輩各位には応援の程宜しくお願い申し上げます。


早稲田大学柔道部監督 中川良夫