全日本学生柔道優勝大会を終えて

全日本学生柔道優勝大会を終えて

1.6月28日・29日に日本武道館において、男子57回、女子17回の全日本学生柔道優勝大会が開催された。

2.女子三人制で準優勝
東京学生大会で優勝を飾ったメンバーで一回戦同胞大学(東海地区)は先鋒が取られたが、中堅、大将で勝ち、2対1で勝利。
二回戦は昨年全国大会優勝校の旭川大(北海道)と対戦、先鋒宍戸清恵(2年渋谷教育学園)が優勢勝ち、中堅が一本負けと苦しい展開となったが、大将田上遥香(1年桐蔭学園)が優勢勝ちし、2対1で勝利。
三回戦は同志社大学(関西)を3対0で勝利。
準決勝戦は福岡工業大学と対戦、先鋒宍戸、中堅加茂田絵夢(1年京都学園)で2勝、大将田上は敗れたが、2対1で決勝進出。

決勝戦は東京大会で破った創価大学先鋒田上は体調悪く(準決勝で頭を打った模様)で抑えられ一本負け、中堅早大のエース宍戸が創価大のポイントゲッター磯部(4年新潟第一)に逃げられ引き分け、万事窮すと思われたが大将加茂田が見事な大外刈で一本勝ち、代表戦となる。
代表戦は早大宍戸、創価大磯部は実力伯仲も宍戸掛けてでるところ背負い投げに入られ一本負け、残念無念で優勝を逃がしました。本大会の女子チームはまとまりがよく、しっかり実力を発揮することが出来た。チームの主力選手は1~2年生であり、来年は日本一を取るべく今後も練習を積んで行かせたい。

3.男子は一回戦で国際武道大学(関東)と対戦して2対1で惜敗、各自現在の持てる力を発揮したが残念ながら敗れた。東京大会の国士舘大戦と同様体力に勝る選手に対して、足技から一本を取る技を今後とも練習するよう指導していく。その中にあって、1年生の村山拓也(1年国学院栃木)が相手をうまく投げ、押さえ込みで一本取ったことは立派であった。

4.今後のスケジュール
(1)7月5日(土)東京ジュニア選手権大会(東京武道館)
(2)7月6日から31日は試験期間の練習。
(3)8月1日から 通常練習(10時から)
(4)8月11日から15日 強化練習(10時から 15時から)長野県警来校
(5)8月18日から24日 九州遠征合宿 福岡大学
(6)9月7日 東京学生個人戦

今後のご指導ご支援の程よろしくお願いいたします。以上


早稲田大学柔道部監督:中川良夫